ボクが絵本作家になるために 良い影響を与えてくれた作家の本。第3日目は、この1冊!

3冊目は、舟崎克彦氏の『ポッペン先生の日曜日』だ。
舟崎氏の話をなしに、ボクの作家人生は語れない。

最初の出会いは、初めての海外旅行だった。
“アリスの旅”という、ルイスキャロルの足跡をたどるというイギリスの旅行だ。

ボクは、この打ち合わせで初めて彼に会った。
初めてみる童話作家は、イメージとは全然違ったのでびっくり。

まさに運動部の身体つき。柔道3段。でも学習院。そして、童話を書いているという、イメージのまとまりにくい彼だった。

旅行のメンバーは、エムナマエ氏、奈良坂智子氏、小学館のすみかま氏、小林富沙子氏、そしてボクと舟崎克彦氏だ。

そして、打ち合わせの後、彼らの行く所についていくと、そこは“とぶ会”という集まりだった。
マンションハウスというカフェバーで、月に一度、児童書の作家・画家・編集者が三々五々集まる会だったのだ。

アリスの旅で仲良くなったボクは、彼に出版社にを紹介され、はじめの絵本が出た。
そして、とぶ会で知り会った編集者と同時にもう1冊。その後も彼とボローニャツアーなど、様々な国に行き、そこでまた、次々に各出版社の方々に出会った。

彼とは、電話友だちにもなり、毎晩夜中に電話で話していた。

そんなわけで、ボクの作家としてのスタートは、舟崎氏+とぶ会+海外旅行から始まった。

彼の作品は、ボクの文の教科書と言ってもいいくらいだ。
ということで、3冊目に彼の代表作を選んだ。

きむら ゆういち

バトンは、親しい方がほぼチャレンジに参加済みのため、1冊ごとに指名せず、ボクの事務所のスタッフであり、ゆうゆう絵本講座の講師&絵本作家の『おくやまひでとし』さんにバトンを繋いでます。

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【7日間ブックカバーチャレンジ 目的と基本ルール】

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